就労先で差が出る薬剤師の年収事情

比較的高い給料をもらえる職業、と聞いてどんな職業が思い浮かびますか?その何番目かに「医療系」という答えが入る人ってけっこういるのではないかと思います。 たくさんもらえればうれしいけれど、実際どれくらいもらえるものなのか。 分からないことのほうが多いのが実状ですよね。
今回はそんな「医療系」の中でも圧倒的に女性に人気の高い 「薬剤師」に焦点を置いてお話ししていきたいと思います。

 全国の届出「薬剤師数」は276,517人

厚生労働省の調べによると、2010年12月31日現在における全国の届出「薬剤師数」は276,517人で、 その内男性は108,068人、女性は168,449人。
薬剤師が女性に人気があり、雇用も多い職業であるという話が裏付けされている人数比です。 2012年以降、6年制の薬学教育を受け、従来の基礎薬学に加え医療薬学の知識と技術が必須となって、 国家資格である薬剤師の資格もかなり難易度の高いものになりました。 全国どこに行っても一定の需要があり、転職・復職にも有利な薬剤師の資格は 結婚や出産を予定している女性に安定した雇用を提供できる場になっているようです。

 需要が多いといわれる薬剤師。では一体どれくらいの年収が見込めるのでしょうか?

まず最初に、日本国内の2016年におけるすべての職業人口の平均年収は442万円だったそうです。 (「DODA 平均年収ランキング2016年度より) これを念頭において薬剤師の年収はいくらだったのかというと、 平均年収は590万円という調査結果が出ています。
(中央社会保険医療協議会 平成27年度報告書より) 約150万円、薬剤師の職業のほうが高い年収をもらえているという結果になりますね。 もっともらえていると思っていた人も、こんなにもらえているのか!という人も 感想はそれぞれだと思われますが、いかがでしょう?
一言で薬剤師といってもその就労先はさまざまに分かれています。 (薬局、病院、大学、製薬会社、保健所等) その中でも薬局の従事者が145,603人。全薬剤師の約半数を占めています。 次いで病院・診療所の従事者が約18パーセントで52,013人、 医薬品関係企業の従事者が17パーセントで47,256人、以降大学、保健所等と続きます。

 ではこの数ある就労先で、年収を多くもらえるのはどこになるのでしょう?

トップは製薬会社で、推定年収650万円。 次いで病院 推定年収575万円、調剤薬局 推定年収550万円、ドラッグストア 推定年収400万円となります。

どうでしょう?製薬会社での勤務とドラッグストアでの勤務、年収では250万円近くの差が生じてしまうんですね。 これはやはり専門性の分野か、そうではないかの一言に尽きると思われます。 製薬会社では、新薬の研究や実験・開発などが行われることにより、専門知識や高度な知識が必要となってきます。 必然的に多くの報酬を得ることも増えるわけです。 また薬局やドラッグストアでも、店長などの役職付きになれば平均以上の年収を得ることも可能でしょう。

勤続年数が増えれば年収も増えていくといわれる薬剤師ですが、 上記のように就労先によっては最初から収入差が大きく広がってしまいます。 転職や復職の希望動機が金額面でないのなら問題ありませんが、 それなりに金額面を考慮したいのであればいままでのお話を考慮したうえで、 職場の希望を選択していってほしいと思います。

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