高齢社会で活躍する在宅医療に関わる薬剤師たち

高齢社会と話す薬剤師の画像

薬剤師の職場と聞いて想像することは、一般的には病院や薬局などで白衣を着て調剤を行い、処方箋を患者に渡すという姿ではないでしょうか。実は薬剤師の職場は多岐にわたっており、在宅医療においても活躍の場があるのです。

高齢者人口の増加に伴ってニーズが増える?

家と車いす高齢化が進んでいる日本の平均寿命は2012年時点で、男性79.94年、女性86.41年でした。2060年には男性84.19年、女性90.93年となり、女性の平均寿命は90年を超えるといわれています。また、2060年には高齢化率は全人口の39.9%に達すると予測されており、2.5人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上の時代がやってくるのです。(1)この数字から、医療へのニーズが高まることは容易に予想できますが、全ての高齢者が病院に入院しているわけではありません。健康で医療サービスの必要のない高齢者もいれば、在宅で必要な医療を定期的に受けるという高齢者も存在するでしょう。人口に対する高齢化率は年々高まることから、医療ニーズが必要な人の割合は増えていくはずです。在宅医療を受ける高齢者も増加する可能性が高いでしょう。

どんな役割を担っているの?

手の上の薬在宅医療に関わる医療従事者は、医師や看護師だけではありません。薬剤師も重要な役割を担うことがあります。在宅医療を受ける患者に対し薬に対する知識や飲み方などを知ってもらい、安全に服用を続けてもらうためにサポートをしていきます。独り暮らしの高齢者世帯などでは、家族が見ていないために服用する薬を飲み忘れてしまったり、服用する回数や薬の種類を間違ってしまったりすることがあります。薬剤師は直接在宅医療を受ける高齢者の家を訪問して、このような問題が起こっていないか服用状況を確認します。さらに、その結果で気になる状況があれば、医師やケアマネージャーなどに報告する役割も担っています。高齢者としても、薬がどのようなものか分からないので不安を感じていた李、質問したいと考えていたりする場合には、薬剤師の訪問が精神的な安心材料となるでしょう。

実際訪問看護の際は何をするの?

資料を見る高齢者と医療関係者薬剤師は在宅医療の高齢者の自宅に処方箋に基づいた薬を届けています。ただし、薬を届けるだけでなく、訪問した際に様々な業務を行います。まず大切なことは、在宅医療を受けている高齢者の服用状況全般についてきめ細やかに把握することです。高齢者の中には症状が悪くならないようにと薬を多めに服用する人がいたり、服用することを忘れてしまったり、もう元気だからと服用を自らやめてしまったりと様々な状況であることが考えられます。なぜこのような原因になっているのかを直接対面で話をすることにより、的確に把握し改善案を検討します。在宅医療を受ける側からしても、薬の専門家が家に来てくれるとなれば、相談しやすいと感じる人も少なくありません。

引用:(1)内閣府、高齢化の状況
参照 URL http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2014/gaiyou/s1_1.html
引用日8/1/2016

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